①電話やメール等が不通となり,保護者との連絡が取れない状況の中,児童の安否を
確認できない不安から,たくさんの保護者が自家用車で学校に押しかけ,道路の大
渋滞を引き起こした。保護者は動きがとれず,結果的に引き渡しにたいへんな時間
を要した。
②引き渡しのルールがつくられていなかったため,なかなか保護者が迎えに来ず,学
校では,教職員が付き添い,集団下校で家に帰してしまった。しかし,帰っても家
に誰もいない家庭では,余震が続く中,児童がたいへん不安な思いで保護者の帰り
を待っていた。
③震災当日,担任が不在であったため,担任外の教員が対応したが,保護者の顔がわ
からず,引き渡しに時間がかかった。
④名簿に記載のない人が児童の引き取りに来たために,引き渡しをしなかった。(児
童も知らない人のため,不審者との区別ができなかった)。
こうしたことを教訓として,緊急時に保護者(引取者)の皆様に対して確実に児童を引き渡すことができるように訓練を行う必要があります。このような理由から、今年度より保小中合同避難訓練を実施しました。子ども達はとても真剣に取り組んでいました。
保護者の皆様には、お忙しい中、保育所へのお迎えにご理解とご協力いただきありがとうございました。
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